2023/03/30
Flower Photo Garden 2023
大船の商業施設グランシップで開催している企画公募写真展今回はフォトコンテストを開催していました。
2週間経過した3月27日に、審査委員長である、お花写真家 並木隆先生と審査委員会のメンバーで受賞者を決定いたしました。オーディエンス賞用の投票用紙は、なんと460名以上の投票が入っていたそうで、皆様に盛り上げていただき、嬉しかったです。5名の受賞者の皆様にお花を付けさせていただき、更に1週間(4月2日まで)引き続き展示していますのでぜひ足をお運びくださいね。
ご参加いただきました皆様、並びに会場へ足を運んで下さいました皆様へ厚く御礼申し上げます。
次回の開催は2023年8月を予定しております。次回のテーマをお楽しみに!幅広いご参加をお待ちしております。フォトショップHAZUI 鈴木なな
◎グランシップ賞 今城 めぐみ様 「夏の妖精」 横須賀 ソレイユの丘
大好きなママの大好きな向日葵。たくさんの向日葵畑を走り回ったあとホッと一息ついたベンチ。包み込まれるように拭いた風に一瞬涼しさを感じた瞬間
並木先生講評
ふとした瞬間の自然な表情があたかもこの場にいるような錯覚を覚えますね。髪の毛がなびいて風の雰囲気を感じたり、影が真下に出ていて夏の日差しの強さを感じたり。気付くとあたかもこの場にいるような、どっぷりこの作品に引き込まれている自分がいました。
◎審査委員長特別賞 うらりん様 「オレンジ色の冬のプリンセス」 平塚 花菜ガーデン
鮮やかな花畑の中橙色のアイスチューリップが目に留まりました。冬生まれの娘の名前に橙が入っており、娘の笑顔と重なり、周りを元気にするパワーを感じました。
並木先生講評
前後の大きなボケの中に浮かぶように見えるチューリップ。たくさん咲いている中でこのチューリップの周囲だけ他の花が咲いていないところを狙わないと撮れません。こう撮りたいという意図があって、こう撮れる被写体を探し出したからこその作品ですね。それに、グリーンが少なくカラフルでとてもきれい!
◎オーディエンス賞 Rieko Suzuki様 「優しくつつまれて」 鎌倉 妙本寺
紫陽花たちに優しくつつまれたぼくたちは、自然のままに平和を感じて、
そして、争いの無い世界を、小さなぼくたちも願っている。
並木先生講評
わんちゃんたちが集まっているのに、それぞれ違う方向を向いているのがすごく面白いですし、それぞれ何を見ているのかすごく気になりますね。メッセージを見るとその伏線が回収され、より作品に深みを感じます。
◎オーディエンス賞 wako様 「輝夜(ようや)」 鎌倉 段葛
雨上がりの夜、鎌倉駅から鶴岡八幡宮へ向かう段葛。灯籠の明かりと、淡いピンク色の桜が幻想的でした。
並木先生講評
シンメトリーの構図で安定感を出しているだけでなく、雨に濡れた石畳を入れることで手前から奥まで写るもの全てを被写体にしているのが素晴らしい。この美しい景色の奥にはさらに何があるのか、ついつい見たくて歩き出したくなってしまいそうになる作品です。
◎オーディエンス賞 いしだ なおこ様 「彼女と桜」 大岡川
毎年彼女と見る桜
並木先生講評
明るめの露出で爽やかな印象に仕上がっていますし、タイトルの付け方がすごく上手い! このタイトルを見た後にこの桜を見返すと「ふふっ」って笑みがこぼれてしまいます。幸せな気持ちにさせてくれる作品ですね。